地場産業下支え、浜松市が楽器大量購入へ

6月30日16時21分配信 読売新聞

 静岡県浜松市は、トロンボーンやティンパニなど吹奏楽の楽器を約100台、市内の楽器メーカーから購入し、市内の小・中学校に貸し出すことを決めた。

 市立幼稚園と小・中学校のピアノ計25台も更新することにしており、合わせて5000万円の事業費を盛り込んだ2009年度補正予算案を、30日の市議会臨時会に提出する。市が掲げる「音楽の街づくり」を進めるとともに、地場産業を支える狙いがある。

 同市内にはヤマハ、河合楽器製作所、ローランドなど楽器メーカーが多い。これらのメーカーなどでつくる「県楽器製造協会」(浜松市中区中沢町)によると、県内の楽器生産額は今年5月時点で約42億1500万円と、前年同月の62%にまで落ち込んだ。世界的な景気悪化でピアノの輸出がほぼ半減したのが大きく影響したという。